LOVE AGAIN
「さとみちゃん。」

「え?」

「バイトいこ??」

「はい。」

今はバイトをしている



寂しさをまぎらわすため・・・。


「ありがとうございました。」

「んじゃあがろうか??」

「はい。」


私はバイト先が同じ男の人と


仲がいい。

「好きな人いる??」

「え・・?」


ご飯を食べていると突然聞かれた。

「います・・・。今アメリカですけど。」

「え・・・。」

「けど信じてます。待ってるんです。」

「強いね…。さとみちゃんって。幸せだろうなぁ。その人。こんなかわいい子が彼女で。
それにこんなに愛されてて。」


強くない。


けど・・・。


強がらなきゃ。
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