強さ、時々弱さ


「きゃっ」

走り出すと同時に
風が強くなって思わず
恵輔君の腰にしがみついた。



「大丈夫か?」



「う、うん…///」


あたしさっきから
うん、しか言ってない…
高まる鼓動。
頬が恵輔君の背中に
くっついていたのに気付いた。




「っっ・・・///」



大きな背中。
あたし今恵輔君に
抱きついてる形・・・
なんだよね…///




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