強さ、時々弱さ
〜二人の対決、真実〜
恵輔君も小山田も
一歩も引いて
ないみたい。
わたしは怖くて
目をつむっていたから
詳しい状況は
わからないけど。
ただ二人とも
本気で闘っている。
「み、南野さん…」
この声は…
「こ、古坂君…?」
「玲さんに頼まれて
助けに来たよ。
さぁ今のうちに早く。」
「………」
古坂君…
白金に入ったの?
恵輔君達に報告してくれたのも
きっと古坂君なんだわ