強さ、時々弱さ
「う゛っ………」
恵輔君が倒れてる。
小山田はニヤリとして
わたしに近づいて来る。
うそ………
恵輔君が……?!
「よぇーなぁ鳥居恵輔。
なあ朝陽ちゃん。」
「……け、恵輔く…」
「く…………るな…朝陽……」
「!?」
ボロボロになった恵輔君が
立ち上がる。
「俺はこいつを…
倒すために………
し……白金を…
…作ったんだ………」
「え……」
「だから…………
絶対に……
倒さなきゃなんねーんだ…」
「っっ…………///」
ふらふらとしながら
立ち上がる恵輔君。
そして小山田を
すごい勢いで睨む。