強さ、時々弱さ




「そんな…………」



わたしは恵輔君の
話を聞きながら泣いていた。



わたしは恵輔君を
忘れている




昔の恵輔君との記憶も




わたしが忘れる……




恵輔君はお兄ちゃんと


あたしの記憶の為に




白金を作って



ここまで頑張ってくれたんだ…………





< 313 / 345 >

この作品をシェア

pagetop