強さ、時々弱さ



そこは畳張りになっていて
そんなに広くない
生活観たっぷりの部屋だった。



「ここは…??」




「俺の部屋だよ。
…お前覗いたのに覚えてないのか?」




「あっ、あれは…///」



恵輔君の言葉を聴いて
恥ずかしくなった。
たぶん、頬が赤くなっている。



「まあいい。とりあえず…
ここにでも座って。」



「うん。」



ぽんと投げられた座布団をキャッチして
机の前に座った。


恵輔君は急に真剣な顔をする。




「いいか、今から大事な話をする。
よく聞けよ。」



「う、うん。」







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