奪い合い
AM 01:55
「~~~~~ッ、…はぁっ……はぁっ……」
邦華は勢い良く起き上がり、肩で息をしていた。
「え……夢…?」
すかさず自分の体を見てみる。
…当たり前だが、透けていない。
すごくリアルな夢だった…
とても時間が長く感じたが……
1分しか経っていない…!?
「1分だけ…寝てたの?」
邦華は呟く。
…夢とはいえ、外に出ることが出来た…
また、さっきの夢をみれますように…
そう思いながら、また眠りについた。