奪い合い
次の日、邦華は学校に行った。
しかし、夢のことがきにかかり、全く集中することが出来なかった。
…無論、家でもだ。
「はぁー…」
気づいたらため息ばかりしている。
「………よし。」
邦華はベッドに向かうことにした。
こう、集中出来ないんじゃ意味がない。
「…11時か……」
ちょっともったいないな、と思ったが、邦華は眠った。
今日は眠るのが早かったわね
「…!陽子さん……!」
また、あの真っ暗な所にいる。
昨日はごめんなさい
陽子は邦華に謝った。