花よりも美しく
差し出したコンビニの袋は、茅子の手には渡らず、そのまま月子が持ち帰ることになった
自室に持ち帰ったメロンパンを、開けようかどうか悩む
「月子、寝ないのか?」
「あ、はい・・・。メロンパン、いります?」
「いや・・・。明日食べたら、どうだ?」
「そう、ですね。そうします」
メロンパンを戻して、月子は寝室へと向かった
「・・・寝ないんですか?」
ベッドに入っても、横になろうとしない忍
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