花よりも美しく


「いや、あの・・・」

「・・・・・・???」


気まずそうに、忍が月子へと向き直る


「・・・・・・・・・???」

「・・・・・・寝る」

「は、はい」


結局、何がしたかったのだろう?

わけが分からないまま、月子も横になった


(急に笑えるわけないだろ・・・ッ)


布団に隠れて分からなかったが、忍の顔はあり得ないほど、真っ赤になっていた


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