花よりも美しく


「1人・・・?」

「はい。・・・どうかしたんですか?」


いつもと少し様子の違う理生

不思議に思った月子は、首を傾げた


「実は、月子ちゃんに謝らないといけないと思って、ね」

「謝る?どうしてですか?」


理生は、自分を真っ直ぐ見つめている月子を、逸らさずに見つめ返す


そして、真子に話したことを、今度は月子に向かって話し出した


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