花よりも美しく
何の用だろう?
そう思っていたら、騒がしい声が近づいて来た
「僕がここにいることは、黙っていろ。いいな?」
睨まれて、月子は怯えながら頷く
それを確認すると、忍は部屋の奥に隠れた
「・・・・・・???」
よく分からないが、着替えるに着替えれない
「失礼します、月子様、忍様がこちらへ来ませんでしたか?」
「い、いえ・・・。私は何も・・・」
「そうですか。美登里様の代わりに、弟子達の指導をしてもらいたかったのですが・・・」