ひかり
真っ赤な顔はさらに赤くなって呼吸困難になりかけた。
「夏恋!なに!?」
本気で心配してくれる遥。
そんな遥にあたしはもっと迷惑をかけてかまって欲しいとまで思った。
こんな気持ち初めてで・・・
「なんでもなくないっ!」
なんなのだろうこの気持ちは。
あたしは自分の気持ちに向き合おうとしなかった。
向き合えなかった。
好きになったってダメ。
あたしにはそんな資格ないって思ってたから。
「じゃあ俺買出し行ってこようかなあ。」
大きく手を振った遥に小さく手を振ったあたし。
しばらくすると美羽が帰ってきた。
「おかえりっ!」
「あ・・・うん。」
美羽は暗い表情だった。
話をきいてあげたかったがあまり美羽に干渉するのも迷惑かなって思ってそれ以上は言わなかった。
「あたし出よっか?」
美羽がコクリと頷いたので家を出た。
ドアの前に座って星を眺めた。
ドアごしに美羽の泣き声が聞こえてくる。
なんで涙を流すのかあたしには見当もつかない。
あたしが美羽の全てを分かってあげなきゃいけないのに・・・。
だんだん大きくなる美羽の泣き声にあたしも辛くなった。
気づけば頬には大粒の涙がつたっていて溢れ出した。
「ごめんねっ・・・本当にごめんね・・・うわあああああ!」
あたしは叫んだ。
美羽のために何もできなかった自分に腹が立った。
あたしは助けてもらった恩人泣かせて何やってるの?
本当最低だよ・・・。
「あっ・・・うあっ・・・・ひっ・・・っ」
涙はとめどなく溢れた。
「夏恋!なに!?」
本気で心配してくれる遥。
そんな遥にあたしはもっと迷惑をかけてかまって欲しいとまで思った。
こんな気持ち初めてで・・・
「なんでもなくないっ!」
なんなのだろうこの気持ちは。
あたしは自分の気持ちに向き合おうとしなかった。
向き合えなかった。
好きになったってダメ。
あたしにはそんな資格ないって思ってたから。
「じゃあ俺買出し行ってこようかなあ。」
大きく手を振った遥に小さく手を振ったあたし。
しばらくすると美羽が帰ってきた。
「おかえりっ!」
「あ・・・うん。」
美羽は暗い表情だった。
話をきいてあげたかったがあまり美羽に干渉するのも迷惑かなって思ってそれ以上は言わなかった。
「あたし出よっか?」
美羽がコクリと頷いたので家を出た。
ドアの前に座って星を眺めた。
ドアごしに美羽の泣き声が聞こえてくる。
なんで涙を流すのかあたしには見当もつかない。
あたしが美羽の全てを分かってあげなきゃいけないのに・・・。
だんだん大きくなる美羽の泣き声にあたしも辛くなった。
気づけば頬には大粒の涙がつたっていて溢れ出した。
「ごめんねっ・・・本当にごめんね・・・うわあああああ!」
あたしは叫んだ。
美羽のために何もできなかった自分に腹が立った。
あたしは助けてもらった恩人泣かせて何やってるの?
本当最低だよ・・・。
「あっ・・・うあっ・・・・ひっ・・・っ」
涙はとめどなく溢れた。