爆風がーる
ひとりめ
「さっさと起きなさいっ!」
バコッ──。
『いってっ…、ママン…拳骨で起床ってどうかと思うんですが…。』
「だったら早く起きなさい!」
…般若がおる。
はぁ、とため息を吐きベッドから起きる。
時計を確認…………あるぇ?
『ママン……?』
「なによ?」
『わたくしの目が可笑しくなければ…、今、9時15分ではありませんか?』
冷や汗がたらりと垂れる
「そうね。」
それが?って顔してらっしゃいますけどねお母様…!!
完全に遅刻やないですか!
「あら…あなた今日学校なの?」
『そうなんですけどぉおお!新学期ですよ!ついでに言えば転入初日なんですけどぉおお?!』
「あっそ、頑張りな。」
ド鬼畜っ!!
普通なら送るとか送るとか送るとか送るとか送るとか送るとか送るとか送るとか
「さっさと逝って来な。」
『漢字変換違うし!もう良いしっ!ママンの阿呆ぅううーーー!!』
あ、
ママン転けた
へっ、ざまぁ
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