~Snow White~『最終巻』
「コーヒーをおとしてくれる?」
夏絵が言ったから
雪湖は竜平の好きな
コーヒーをおとした。
部屋中にコーヒーのいい香りがした。
「雪湖は進路どうするの?」
「あ・・・いえ・・・
まだはっきりとは・・・・・」
「早く教えてくれないと
こっちにも都合があるから」
「はい・・・
でもできるだけ迷惑はもう
かけませんので・・・・・・」
「どういう意味?
就職するの?」
「あいえ・・・・まだはっきりとは・・・」
「おかあさんにほんとそっくりだわね。
あなたを見てると
高校時代の利香さんを思い出す……
憧れの的だった。
キレイで頭がよくて色が白くて…」
伯母はどんな気持ちで
私を見てるのだろう
夫が妻を裏切っていた
その現実を・・・・・・。
夏絵が言ったから
雪湖は竜平の好きな
コーヒーをおとした。
部屋中にコーヒーのいい香りがした。
「雪湖は進路どうするの?」
「あ・・・いえ・・・
まだはっきりとは・・・・・」
「早く教えてくれないと
こっちにも都合があるから」
「はい・・・
でもできるだけ迷惑はもう
かけませんので・・・・・・」
「どういう意味?
就職するの?」
「あいえ・・・・まだはっきりとは・・・」
「おかあさんにほんとそっくりだわね。
あなたを見てると
高校時代の利香さんを思い出す……
憧れの的だった。
キレイで頭がよくて色が白くて…」
伯母はどんな気持ちで
私を見てるのだろう
夫が妻を裏切っていた
その現実を・・・・・・。