~Snow White~『最終巻』
「遅くなってすまなかった。」



大槻 稔 が現れた。



体が大きくて
がっしりしている。


若くて竜平と
そんなに変わらなく感じた。



スーツの着こなしが


決まっていて



まるでスーツの広告のモデルのようだった。




「社長、吉沢 智久くんです。」



「お!!君が吉沢くん!!
会いたかったよ、やっと会えて
うれしいよ。」



稔が大きな手を差し出した。
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