~Snow White~『最終巻』
ホームのベンチに腰掛けた。
「社長と一緒にいるのよね?」
「はい・・・・。」
「社長…って稔さんよね?
聡の親戚って最初言ってた。」
「はい・・・・。」
「今はどうしてる?
会いたいんだけど」
「忙しいみたいで 帰ってきたり
来なかったりで・・・
どうしたんですか?」
「これから多分わかることだけど
・・・脱税容疑がかかってる」
「え?脱税?」
雪湖には今ひとつピンとこない。
「それって悪いことなんですか?」
「そうよ、へたしたら
会社自体が揺らいでしまうかも。」
「それで今忙しいのね。」
札幌に居る予定が長引きそうだ
昨日稔が言っていた。
「聡・・・?
聡って……三原さんと?」
急にその名前に嬉しくなって
美春を見ると
美春はうれしそうにうなづいた。
「社長と一緒にいるのよね?」
「はい・・・・。」
「社長…って稔さんよね?
聡の親戚って最初言ってた。」
「はい・・・・。」
「今はどうしてる?
会いたいんだけど」
「忙しいみたいで 帰ってきたり
来なかったりで・・・
どうしたんですか?」
「これから多分わかることだけど
・・・脱税容疑がかかってる」
「え?脱税?」
雪湖には今ひとつピンとこない。
「それって悪いことなんですか?」
「そうよ、へたしたら
会社自体が揺らいでしまうかも。」
「それで今忙しいのね。」
札幌に居る予定が長引きそうだ
昨日稔が言っていた。
「聡・・・?
聡って……三原さんと?」
急にその名前に嬉しくなって
美春を見ると
美春はうれしそうにうなづいた。