~Snow White~『最終巻』
「あの時、千秋たちに見つかった
新しい化粧品があったじゃない?」


「智久さんが割ったやつ?」



「そう、あれって誰がプレゼントしてくれたか
知ってた?」



「私は智久さんだと思ってます?」




「あれね、おとうさまなんだよね。
最初にもめた時の後に
メモしてたのね・・・・
あの化粧水とかの名前。」



「おじさまが?」

雪湖は驚いた。




「でね、そのあとがあって
おとうさまがドラックストアで
うふふ・・・・
レジで買ってたの。
あれはトモくんじゃなくて
おとうさまよ。」



「え?
伯父さまが・・・・・」

心が少し暖かくなった。
< 360 / 397 >

この作品をシェア

pagetop