~Snow White~『最終巻』
「いらっしゃいませ~」



年をとった女性が中から出てきた。



「あの~今日はお部屋開いてますか?」



「はい、今日も明日もあいてますよ。」



そう言ったので
思わず吹き出してしまった。


「お客様、おひとり?」



「はい、今日は一人です。
どうしたもここに来たかったんです。」




「あら~それは光栄です。
今日は実は・・・・
宿泊されるお客様が少なくって
まぁ…いつものことですが
では、どうぞどうぞ~」



ここで智久は働いてるんだ。



どんなふうに働いているのかな




いろいろ想像したら
楽しくなってきた。



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