~Snow White~『最終巻』
「夕飯、食べていきなさい。
っていっても中華だけど・・・」



「うん、喜んで!!」

帰りたくないくらい・・・・。


「可愛いネックレスね。
彼氏からもらったのかい?」
かーしゃんが笑った。


雪湖と恭吾は顔を見合わせた。


「これね・・・・・」
言いかけたら

恭吾が、

「俺の部屋も見るか?」


雪湖の手を引っ張った。



「言うなよ。絶対・・・・」




「どうして?」




「絶対言うな、からかわれるのがオチだ。」



「ありがと、今日は最高の日よ。」


恭吾に頭を下げた。
< 62 / 397 >

この作品をシェア

pagetop