~Snow White~『最終巻』
「俺の家、ここなんだ~」
「あ、そうなんですか。
三原って書いてあったから……」
「経営危機に陥った時があってさ~
最初は、この店だけならどってことなくて
兄弟が二号店を出して
経営に携わるようになって
怪しくなったんだな~
俺はさ、兄貴たちとは違って
調理とかにはまったく興味なくて
ひたすらものつくりに熱中してたんだ。
そのうち兄貴同志が喧嘩を初めて
本店の両親たちを巻き込んで
店じまいまで追い込まれたんだ。
その時助けてくれたのが
ひきいきにしてくれてた
社長なんだ。
あの時は、お金だけじゃなくて
兄貴達の中に入ってくれて
おかげで家族は壊れることなく
今は二号店もうまくいってる。
俺は誓ったんだ。
家には何もしてやれないけど
社長に恩返しがしたいって。
それで今にいたるってわけなんだ。
感謝してる、あのあと学校に行けたのも
家族が壊れなかったのも
みんな社長のおかげなんだ。」
三原は珍しく酔っていた。
「あ、そうなんですか。
三原って書いてあったから……」
「経営危機に陥った時があってさ~
最初は、この店だけならどってことなくて
兄弟が二号店を出して
経営に携わるようになって
怪しくなったんだな~
俺はさ、兄貴たちとは違って
調理とかにはまったく興味なくて
ひたすらものつくりに熱中してたんだ。
そのうち兄貴同志が喧嘩を初めて
本店の両親たちを巻き込んで
店じまいまで追い込まれたんだ。
その時助けてくれたのが
ひきいきにしてくれてた
社長なんだ。
あの時は、お金だけじゃなくて
兄貴達の中に入ってくれて
おかげで家族は壊れることなく
今は二号店もうまくいってる。
俺は誓ったんだ。
家には何もしてやれないけど
社長に恩返しがしたいって。
それで今にいたるってわけなんだ。
感謝してる、あのあと学校に行けたのも
家族が壊れなかったのも
みんな社長のおかげなんだ。」
三原は珍しく酔っていた。