~Snow White~『最終巻』
稔は三原に連絡を入れた。
「プリンスの手ごたえは?」
「悪くはなかったです。
気持ちは揺れたと思います。」
「近々、そっちに行くから
何度かつっついておけ。
きっと落ちるからな。
雪湖もしっかり見張っておいてくれ。
大柴の長女は使えるだろう?」
「いえ…あの……
美春には……」
三原は言葉を選んだ。
「美春にはほかに好きな男ができたようで
別れました・・・・・」
「あ?何言ってんだ?
美春は大事なんだよ?
なんで別れることがある?
大柴とのパイプ役だし……雪湖もことも
情報が入ってくるし
こっちでおさえておけば
大柴も手だしができないんだぞ?
それがおまえの役目だろ?」
「わかってます……
でも嫌われたならしょうがないです」
三原はそう言った。
「プリンスの手ごたえは?」
「悪くはなかったです。
気持ちは揺れたと思います。」
「近々、そっちに行くから
何度かつっついておけ。
きっと落ちるからな。
雪湖もしっかり見張っておいてくれ。
大柴の長女は使えるだろう?」
「いえ…あの……
美春には……」
三原は言葉を選んだ。
「美春にはほかに好きな男ができたようで
別れました・・・・・」
「あ?何言ってんだ?
美春は大事なんだよ?
なんで別れることがある?
大柴とのパイプ役だし……雪湖もことも
情報が入ってくるし
こっちでおさえておけば
大柴も手だしができないんだぞ?
それがおまえの役目だろ?」
「わかってます……
でも嫌われたならしょうがないです」
三原はそう言った。