ダイエット大作戦!
「嫌です。私泳げませんから!」


私がそう言っているのも構わずに結城さんは私から浮き輪を奪った。


「キャッ!」


私はなんとか結城さんの肩を掴み溺れずに済んだ。


「姫香ちゃん可愛い~!ずっと俺を触っていてよ。」


冗談混じりの言葉に私は手を離そうとしたが溺れたくないので離す事ができなかった。


「結城さ~ん。早く戻りましょう?」


私がそう言うと結城さんは、砂浜に戻ってくれた。
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