ダイエット大作戦!
「姫香ちゃんはウブだね~。困らせたくなる。」


結城さんはそう言って私を抱きしめた。


その後海の家で食べて、私達はもう一度海に入る事にした。


結城さんは、髪に少し癖があるが海に入ると真っ直ぐになっていた。


結城さんの性格を知った私は、結城さんの姿がまるで美しい獣の様に見えた。


「姫香ちゃん。今度は浮き輪取らないからおいで。」


海に入るのを躊躇っていた私は浮き輪をしっかりと掴み海に入った。
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