ダイエット大作戦!
「止めて!」


子供の声がして振り向くと、男の人達にお金を取られそうになっている男の子がいた。


私は、体が勝手に動き気づくと背中に男の子を隠していた。


「止めて下さい!この子嫌がっているじゃないですか!」


私がそう言うと、男の人達の中からリーダーらしき人が出てきた。


「お嬢ちゃんが俺らと遊んでくれるなら止めてやっても良いけどな~。」


私の髪を掴み耳元でポソッと言われた。


「姫香!」


そう呼ばれたと思うとさっきまで私の髪を触っていた男の人が吹っ飛ばされていた。
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