ダイエット大作戦!
「お前に任せた俺がバカだった…」


遊園地に入ると乙女ちっくなお城をイメージした建物、ウサギの着ぐるみ、辺り一面がピンクで私もここまでとは思ってもいなかった。



「ごめん。」


私がそう言うと溜め息をついて頭を撫でてきた。


「まあ、入っちまったもんはしょうがねえし楽しむか!おっサッカーゴールがある!」


輝が指を指した先には、ピンクのサッカーゴールがあった。


「あっ!そこの素敵なカップルさんどうですか?景品はこのハートのクッションですよ~。」

店員さんは、赤く可愛いハートのクッションを持って私達に声をかけた。


「お前欲しいのか?」


「えっ?」


私は、輝の言葉にキョトンとしていると輝はクスッと笑った。
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