ダイエット大作戦!

輝side

遊園地から帰った後、俺は泣いた姫香の顔が頭に焼き付いて離れなかった。


結局、寝ることができず朝になってしまい、姫香の所に行くと帰されてしまった。


『1人にして!!』


ドアの向こうから聞こえてきた姫香の声は枯れていた。


(俺が泣かせたんだよな…)


姫香のあんなに悲しむ顔、初めて見た。


でも、心のどこかで期待している自分がいた。



あの言葉で傷ついたのは、俺を好きだからなのかって。


調子が良すぎる自分にイライラしながら仕事に向かった。
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