ダイエット大作戦!
「たくっ。お前が悲鳴あげた時は心臓が止まりそうになったよ…」


輝は私と2人っきりになると、ネクタイを緩め椅子に座った。

「ごめん。」


「なんだよ。やけに素直に謝るな。」


輝は驚いた顔をしていた。


(だって私が悲鳴をあげた時、輝は息を上げて私の部屋に入ってきた。それくらい走ったって事だよね…)


「もう良いでしょ!着替えるから部屋を出て!」


私はそう言いながら輝の背中を押して、部屋から追い出した。
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