ダイエット大作戦!
「わかりましたら。怒らず今日は宏人様の言ったことをちゃんと聞いて下さい。」


「わかった。」


私はそう言うと朝食を全部食べて、宏人さんの部屋に向かった。


「宏人さんいます?」

そう言って部屋に入るとそこには沢山の本が積まれていた。

「あっ姫香さん。」

入ってきた私の顔を見て、宏人さんは少し驚いた顔をしていた。

「本が好きなんですか?」


私がそう聞くと宏人さんはコクンと頷いた。


「そうなんですか。あっそうだ今日は話があるんですよね?何ですか?」


「これからのメニューの事なんだけど…これ以上量を減らすつもりはないから安心して。」


「へっ?」


量を減らされると思っていたのに予想外の言葉に私はポカーンと口を開けていた。
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