ダイエット大作戦!
「翼。お嬢様はこちらに居ますか?」


輝がそう言って、部屋に入ってきた。


「翼にい。何か用?」


「お嬢様、もうお食事の時間でございます。」


そう言われて、時計をみると確かに夕飯の時間になっていた。

「もうこんな時間なんだ。翼また明日ね!」


私は、そう言うと部屋を出て行った。


「クソ兄貴。せっかく良いところだったのに邪魔しやがって。」


ボソッと言った翼の声は私は聞こえるわけもなかった。
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