ダイエット大作戦!
遊園地
次の日、私は健太さんと遊園地に行くことになり、服をどうするか悩んでいた。


「ヤッパリ大きい…」


痩せたせいで服のサイズが合わなくなり、ブカブカになってしまったのだ。



〈ピンポーン〉


屋敷のベルがなり急いで外を見るとそこには健太さんがいた。

「ヤバい…」


私は、とりあえずサイズが合う服を着て、健太さんの所に向かった。


「おはようございます。健太さん!」


「おはようございます。姫香様。あの…」


健太さんは、私の服を見て何か言いたそうな顔をしていた。


「ごめんなさい。痩せたらサイズが合わなくて…」


慌てて言うと健太さんは優しく笑った。


「そうでしたか、では最初に服を買いに行きましょう。」


健太さんはそう言うと私の手を繋ぎ歩き始めた。
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