ダイエット大作戦!
「あら~。姫香さんに、まどかさん。ごきげんよう。」


教室に入った途端に嫌な声を聞いて私は眉を寄せた。


「おはようございます。明さん。」


「今日もお体が丸くてよ。自分専用の椅子を持ってきた方が良いんじゃなくて?」


私は、明の言葉を知らんぷりし席についた。


授業が終わると、輝が車で迎えに来てた。


「あら~輝様じゃなくて?こんなプー子の世話なんて大変ね~!」


明は、私の隣でそう言うと高笑いをして帰ってしまった。



「お帰りなさいませ。お嬢様。さっどうぞ。」


輝は車のドアを開け私は車に乗った。
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