マジック・ピース


誰もいない屋上にくると、鞄の中から1枚のカードを取り出した。



『ワープ』



そう言ってカードを投げると、さくらは光りに包まれて、屋上から姿をけした。




『おかえり。さくら』



さくらはとある部屋にきた。そこには、モモンガがいた。



『ミフイル。ただいま、久しぶりだね』



ミフイルはさくらの肩の上にのった



『久しぶりだね。じゃないよ。僕のこと置いてって』



『えっ、ごめん。それは…しょうがなかったんだから…』



『………』



ミフイルは、返事をしようとしない。



『ごめんってば…次はちゃんとつれていくから』



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