マジック・ピース
『さくら。今はしょうがないよ。きっとスミスもいつか分かってくれる日が来るはずだよ』
『ありがと。ミフイル…』
そして2人は、買い物をするために歩き出した。
買い物も終わり、2人は家へ戻った。部屋に着くなり、さくらは椅子に座ったまま黙り込んでしまった。
『さくら?』
すると、さくらはゆっくりと顔を上げた。
『どうしたの?ミフイル』
そう言ってさくらは笑ってみせる。しかし、その笑顔は、目が笑っていなかった。
『大丈夫?』