マジック・ピース



さくらは、顔を真っ赤にしていた。



『はいはい。わかりましたよ』


『だから、呼ばれたこと誰にも言わないでよ』



『なんで?別に違うんならよくない?』



『そうだけど…、へんな噂とかたっちゃったらやだし…』



『え~、どうしよっかなぁ…』


夏夜は、意地悪に言う。



『お願いだってば』



『はいはい。わかりましたよ』


夏夜は、笑いながら返事をした。



< 34 / 44 >

この作品をシェア

pagetop