マジック・ピース



『えっ、なんで?』



夏夜は少し黙ってから口にした。



『う~ん。水島君、気が弱いとこがあるから、みんなそれにつけこんでるのかな』



『そんな…』



さくらは少し悲しそうな表情を浮かべた。



『でも、いじめってゆうものじゃないよ』



『でも、だめだよ。そんなの』


少し、怒り口調で夏夜にいった。



『わ、私にいわれても…』



『えっ、ご、ごめん…』



< 37 / 44 >

この作品をシェア

pagetop