Love バレンタイン 【私のSweets Boy】~番外編~
「でさ、このチョコたち、
ある所へ持っていきたいんだ。

14日の午前中、俺と麻紀、店抜けられねぇかな?」


「午前中は、バイトの子たちみんないるから、
たぶん・・・大丈夫だと思うケド・・・」


「よしっ!じゃっ決まりっ!」


顔を緩めた陽介は、


私の肩を引き寄せ、


腕の中にすっぽりと包んだ。


陽介の胸に顔を沈めた私は、


甘い香りに包まれた。




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