Love バレンタイン 【私のSweets Boy】~番外編~
椅子から立ち上がり、


陽介の前を通って、玄関へ向かおうとすると、


腕を掴まれた。


「え? どうしたの? 忘れ物?」


振り向いた私の唇を陽介が塞いだ。


「んっっ・・・」


すぐに、離れるかと思いきや、


角度を変えて、甘いキスになる。


陽介はズルい・・・


朝から、こんなキスするんだもん・・・


みるみる私の頬が赤く染まる。


「・・・はぁっ・・・」


足元が少しふらついた私を陽介が抱きとめる。


「大丈夫?」


コクリと頷き、正気にもどろうとした。


その時、耳元で


「あんま、可愛いカッコすんなよ、他のヤツが見るだろっ」


また、さらに頬が赤くなってしまった。


もー、陽介って、なんでサラッというかなぁー
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