キミとずっと。

「覚えといてやるよ(笑)
 だから俺のも忘れんな!!」





そう言って騎士は再び
コートへと走り去って行った。







私だけに向けられた
明るく無邪気な騎士の笑顔を
もっと見ていたい、と
心のどこかで思った
もう1人の自分がいた。





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