― 君 色 星 ―





「そう怖がるなよ。今までさ、甘い声で俺にささやいてくれたじゃない。『ショウ、愛しとるよ』…って」






怖い…!


聞きたくない…!!





目を固くつぶっても冷たく微笑むショウの残像は消えない。





「俺、ベッドの中の香織、割と好きだったんだぜ?俺が香織の中に入って、香織がイッた時の顔、本当にたまんなかった」





やめて!


お願いやから!!





ショウがうちに近付いてくるのが、気配だけで分かる。





「前に一晩に3回エッチしたことあったろ?香織、あの時……」






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