― 君 色 星 ―










「恋、だな。それは」





午前の授業が全て終わり、俺と徹司は学食で昼食を取っていた。





その時、俺が香織に対する気持ちを正直に徹司に話したら、返ってきた言葉がそれだった。





「は…?恋???」





もちろん、『恋』という単語を知らない訳ではない。





年頃の大学生だし、だいたいの意味だって分かる。






けど…






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