― 君 色 星 ―





「和彦、本気の恋ってヤツ、したことないだろ?あるいは初恋まだとか?」



「おま……、んなわけないだろ!?」





俺は口に入れたご飯を吹き出しそうになりながら、徹司に抵抗した。





「もっと早くに俺に相談してくれればな〜。俺、香織ちゃんと和彦、くっつけるぜ?」



「余計なお世話」





調子こいた徹司に俺は冷たく一蹴した。






その時…






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