― 君 色 星 ―
…見た目とは全然違う温かさを持った人やった。
ショウの温かさに触れたい思うばかりに、うちは何べんもその店に通った。
そのうち、ショウと付き合えることになってんけど…
ホストの店に数え切れんほど通った代償はものすごい大きかった。
払いきれんなったツケは百万単位。
もちろん、普通の大学生しているうちに払える額なわけない。
そこで最近、ショウの反対を振り切って、キャバクラに勤めることにした。