― 君 色 星 ―





ふと、カズくんの温かい視線とうちの視線がぶつかった。





カズくんは優しい微笑みをうちに見せて、そのままうちのおでこに軽く口づけをしてくれた。










カズくんと二人きりで過ごした最後の夜は、静かに、穏やかに更けていった。














< 321 / 328 >

この作品をシェア

pagetop