― 君 色 星 ―





そうやってうちがパニックになっとったら。






開けっ放しになっとったベランダから、初秋の涼しい夜風と共に顔を出した男、約一名。







「あ。やっと起きた」






………!?






なんでうちの部屋に男がおんねんっ!?




しかも、ショウちゃうし!!







キンパツで爽やか笑顔のショウとは全然違う、黒髪にメガネの、いかにも秀才マジメ野郎。






うち、こんなんと遊んだ覚え、ないねんけどぉーー!






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