― 君 色 星 ―
まだ身体中に甘い痺れが残るんやけど、講義があるから起き上がらないかん。
ホンマ、ショウはいつも激しいんやから…。
エッチの後、ショウはすぐに自分の家に帰って行った。
このままここにおったら、またうちを求めてしまうから…、言うて。
のろのろと起き上がって、ゆっくりとまたガウンを羽織る。
昨日の夜から全く気にかけていなかった携帯を見ると、午前11時25分を示していた。
「着信は…特になし、やな」