FAIRY†SONG
「じゃあ‥あなたたちはもう帰りなさい。」


アウラは説教を終えてから言った



「姉さんは??」


「私はまだやることがあるから帰れないわ」


「神殿に入るんだろ??!」

ラルドが目を輝かせながら言った



「どうするつもり?」

「一緒に行く」



この子にはため息しか出ないわ‥

アウラは思った

「六百字に増やすわよ?」
「それでもいい」


「えぇ〜!?」

ラルドの身勝手な一言で
アルは自分の宿題を
増やされるのは嫌だった



「なぜ、そこまでしてでも行きたいの?」



今まで笑っていたラルドが
急に真剣な顔になり言った









「コルト達を守りたいから」
< 24 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop