FAIRY†SONG
「話を聞かしてもらった。‥子どもが付いてくるとは‥旅も随分と馬鹿にされたものだ‥‥」


「なっ‥!」



「帰って遊んだらどうだ?」


「なんだと!!」


ラルドがシドの前に出ようとしたとき

「待ちなさい、ラルド。‥結界がなくなっているわ‥?シド‥これは‥?」


「神子と竜騎士が祭壇についたのだろう‥入る時間ということでは?」



勝手に話進めやがって‥!
ラルドは思った


「ねぇ‥ラルド‥帰ろうよ‥?」


「帰れるかよ!」



2人の会話を聞いたシドが
驚いたようにラルドをみた
「‥なんだよ」

「いや‥、‥‥自分の身くらい自分で守れるよな?ガキでも」


「なっ!」



「入るぞ」



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