FAIRY†SONG
「朝から男の子が女の子に向かって言う言葉??」



木刀を向けられた
少女は笑いながら答えた


この地では珍しい黒髪を
風になびかせながら。



見た目は普通の少女だが
練習用の大きめの木刀が
普通ではないことを表していた




「いいよ、練習終わって暇だから。やろっか、ラルド?」

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