FAIRY†SONG
第三章 第一の神殿

*初めての世界*

うなだれるラルド

それを見て笑う
コルトとエルアとアル



その光景を見て
シドは呆れた表情を見せた



「子供が四人とは‥な。」
「前例にないかしら?」

アウラが聞く


「ないだろうな」


「あなたがエルアに決めていいと言ったのだから。覚悟の上じゃなかったのかしら」




「それもそうだが‥‥」


シドはもう一度子供達をみた




そして長い長いため息をはいた






ラルド達は
長いため息を
吐かれていることを
知るよしもなく


「あ、エルア!ランから剣預かったんだ」


「ありがとう!」


エルアは剣を握り
確かめ
背中の鞘にしまう


「ありがとう!」


そしてとびきりの笑顔を見せた



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